この度、メガネスーパー社が、ミルトークの掲示板「きいてミル」で集めた意見・アイデアから、新製品のメガネを商品化されました!メガネスーパー社の開発ご担当者様が抱えるマーケティングの課題から、商品開発、誕生までの中で、ミルトークをどのように活用したか、語っていただきます。
【ミルトーク活用企業】
株式会社メガネスーパー
メガネ、コンタクトレンズ及び付属品、補聴器等の販売
右:関東第19地区地区長 浅草店 店長 小嶋 学様
中央:吉祥寺ダイヤ街店 店長 乾 由美様
左:溝ノ口本店 店長代行 鎌倉 美和様
ミルトークの掲示板「きいてミル」のアイデア・意見を元に、新作メガネ「LUDEOR(ルデオ)」が、完成しました。
近年は、ラウンドと言われる正円の眼鏡やボストンといった逆三角形のようなデザインがトレンドです。一方で、トレンドに左右されず、誰もが1つは保持していると便利なメガネがオーバル型です。オーバルメガネは正統派なデザインですが、一歩デザインを間違えてしまうと“ダサい”印象になってしまうため、デザインが非常に重要なポイントとなります。
今回、新作メガネの肝となる、メガネの印象を左右する”蝶番(ちょうつがい)のデザイン”、メガネのイメージを表す”ロゴ”、”ネーミング”をミルトークの掲示板機能「きいてミル」でヒアリングし、完成した商品がLUDEOR(ルデオ)です。
発売1ヶ月で、類似デザインのフレームの7.4倍の売れ行きとなりました。
「画像できいてミル」を活用し、ターゲットである男性を対象に、”蝶番のデザイン”でAとBどちらがかっこいいと思うかを選択してもらい、その理由を聞いてみたところ、すぐに528件のコメントが集まりました。
【参考になったコメント】
プロの目線から開発をしようとすると、調整のし易さを優先してしまうため、社内では、Aの調整し易いパーツが圧倒的に人気でした。しかし、ミルトークで意見を聞いたところ、Bを支持する方が多い結果となり、Bの方がデザイン性が高いと感じる方が多いことがわかりました。ミルトークで集まるコメントの場合、一般生活者の方がどのような点にかっこよさを感じたのかという、感じ方のちょっとしたニュアンスを知ることができます。それは、私たち開発者にとって、貴重なデータです。
”ネーミング”のアンケートでは、4つのネーミング候補をピックアップし、メガネフレームに合う名前を選んでいただきました。そして、そのネーミングに合うロゴを13種類のデザインから選んでいただきました。
ネーミングは、LUDEOR(ルデオ)という、フランス語の正統派メガネ(Lunettes de orthodoxe)の頭文字を取った名前に決定しました。
”商品ロゴ”は、商品イメージを左右する上でも重要なポイントとなります。その際、1人のモニターさんから「アールヌーボーからアールデコ調のフレームという事で、ロゴも合わせてみるのが良いと思います。」というコメントをいただきました。ロゴデザインが、LUDEOR本来のイメージを如何に体現しているのかを逆にハッと気づかされました。商品開発の場面では、定量的な数値よりも、ハッとさせられる1つの意見などを拾えることが非常に重要なことがあります。
レディースのサングラスでは、カラーやデザインをヒアリングしました。初速の売れ行きは好調です。また、以前ビジューがついたメガネを制作したのですが、その際、ユーザー目線という観点を取り入れずに、自分たちが作りたい製品を作ってしまい、その結果、販売数が振るわなかったことがありました。そこで、商品改善のためのネクストアクションとして、商品の改善点を仮説立てして、ミルトークでヒアリングしました。
商品開発時の仮説構築で使用することはもちろん、販売後の課題や改善点を洗い出すためにも、ミルトークは活用できます。
商品開発やサービス改善のプロジェクトを進める際には、旬な情報を取り入れることが大切になるため、明後日の会議までに資料をまとめるといった場面もあります。調査会社に依頼する本格的な調査や既存顧客にアンケートする方法の場合、時間がかかって間に合いません。しかし、ミルトークであれば、数日後の会議用のデータといった急な場面でも対応できる点も魅力的です。