むしむしする日が増えてきましたね。
本日は、日ごろの感謝の意味を込めて贈られる「お中元」について、皆さんから聞いた内容をご紹介します。
【掲示板】
タイトル:お中元にまつわるエピソードを教えて
説明:お中元を贈っていて良かったエピソードや失敗したエピソードなどを教えてください。贈ったことがない方は理由を教えてください。
【1問アンケート】
今まで、お中元を贈ったことはありますか?
今も贈っている/贈ったことがない/以前は贈っていた
さて、みなさんから、どのような意見が集まったでしょうか。
ワードクラウドから見ると、女性は、“喜ぶ”や“嬉しい”といった比較的ポジティブなワードが多いでしょうか。
反対に、男性は、“必要だ”“会社”といった、義務感を想起させるようなワードが多い印象を受けます。
「今も贈っている」「以前は贈っていた」という割合は、76%という結果でした。
最近は、盆暮れの贈答や暑中見舞い、年賀状を禁止している企業もありますが、お中元をされている方も多いようですね。
地元の友人が今でも地もとの特産を贈ってくれ、うれしく思っている。私からは嫁ぎ先の特産品をいろいろ贈るのが楽しい。
恩師や夫実家・親戚に贈っています。社会人としての嗜みだと考えています。中元歳暮の時に百貨店特設会場に行って実物を見たり試食したりするのも愉しいものです。
昔、独立したての会社を使ってから転職したんですが、いまだにその会社の社長から中元歳暮が届きます。これには感心しますね。
カタログで変わったお菓子を贈ったら、送った先の人に試しに食べてみろと言われてたべたら、物凄く不味かった。それ以来、先方に喜ばれて外れの無いビールを贈ることに決めた。
偶然同じ物が贈られてきた。
ご親戚や恩師などの喜ぶ顔を想像しながら、特産品など工夫をした品物を楽しみながら選んでいることがわかります。一方で、人気の品物や珍しい品物を贈った場合、双方重複してしまったり、味の好みが合わなかったというエピソードも見られました。
結婚して初めての年、夫の実家に送ったら、お互い送り合うのは手間になるので、これからは送らなくて良いよと連絡が来ました。送る前に、送って良いのか確認すれば良かったです。
人間関係が円滑になる感じがします。ただの義務という感じでも、やはり贈るのとそうでないのとでは違います。どの関係まで贈るかで悩みます。あと贈った人とそうでない自分との差別などに悩んだりもありました。
お歳暮のみに変更しました。費用もかさむのと先方からの礼状などのやり取りもおっくうになってきた為。
中学自体、親がお中元を贈っているのを見ていたので、(何気なく)学校の先生に贈ったら、お返しが届いてしまい、いろいろと余計な気を遣わせてしまったことを後悔した。
結婚当初は親戚に贈っていたが、同世代は習慣がないので贈らなくなった。
手間や義務感、贈る人と贈らない人の線引きの難しさ、先方からの申し出などが、贈るのをやめた理由としてありました。やはり、若い世代ほど、次第と廃礼廃止の風潮で贈らないケースが増えてきているようです。
お中元を贈らない派の方にはどのような理由があるのでしょうか??
送ったことがないです。どういう人に贈るのか、贈るべきなのか、よくわかりません。
一度贈ったらずっと送り続けないといけないのが怖いので一度も贈ったことなし。贈られてもお返しをしなければいけないから申し出があっても丁重にお断りさせてもらっている。
送っていません。こういう付き合いは形式的になってしまうとお互いにとても疲れるので。
贈った事はありません。会社で禁止になっています。
贈ったことがない。なかなか物の送り合いが減ってきた今の時代、相手にも気を遣わせてしまうと思うから。
贈るタイミングや贈る相手がそもそもいないというコメントが多くありました。
手間や経済的な負担という理由もありますが、それよりも贈った相手の負担を考え、“贈りたくない”ではなく、“贈らない”という選択をされている方も多いようです。核家族化している近年、日持ちをしない食品などをいただき、余らせてしまうといった意見もありました。贈らないことも気遣いの一つかもしれませんね。
お中元を贈る人も贈らない人も、相手への“気遣い”や“感謝”を考えた結果から、対応されていることがわかりました。
お中元をきっかけに、日ごろお世話になっている方へ挨拶や、健康を願う気持ちを表すのは素敵です。一方で、形式にこだわらず、お手紙や各々のスタイルで周囲の方々との関係を良好に保つのも、また良い方法ですね。